というわけで、宮崎駿さんの新作『君たちはどう生きるか』を見てきました!
個人的にかなり良かったです。
下手に説明すると陳腐な感じになっちゃいそうだから、とにかく気になったら見てほしいです。
↓ネタバレを含みます。
並行世界とか、現実世界とは別の世界の入口がこの世界のどこかにあると考える左巻きの私にとってはある意味リアルでワクワクしてとっても楽しめる映画でありました。
最近隕石が欲しくて色々調べているところなので、宇宙から来た不思議な何かが文明を作るとかプロメテウス的な要素もあり、あーやっぱりパヤオもこういうの好きなんだって思ってうれしかったです。
現実の世界は醜くて矛盾に満ちてるけど、それでも腹を括って生きていかなきゃしょうがないと考えさせられたというか。
最初に出てきたエピソードをめちゃくちゃ綺麗に回収していたので、素晴らしかったです。
自分が醜くて嘘つきな存在だと認識して、その醜い世界で生きていくって決めるところは手を叩いて拍手したくなりました。
でも全然説教臭くなくて、終始不思議なパヤオワールド炸裂で、あの映画のあのシーンみたい!と思わせる(ファンサービス?)シーンが多くてジブリ映画に慣れ親しんだ人なら楽しめるはず。
でもタイトルと内容が合ってない気がして。私だったら『宮崎駿の夢十夜』ってつけます。
駿の夢の中みたいな映画でありました。
😊