癒しについて その一

このお仕事を始めたきっかけは前のお店の求人募集をたまたま見つけたからです。



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「人を癒す仕事に興味のある方」「マッサージを学びたい、技術を身に付けたい方」というのに惹かれてこの世界の扉を叩いたのですが、最初から不安はありませんでした。


デビュー前の講習で「自分には出来ないと思ったらすぐに申し出てくださいね」と女性の講師の方に言っていただいて、その時も不安な気持ちはなくワクワクドキドキのほうが強かったです。


知らない男性と密着するなんて抵抗があると感じて辞退する方も多いようで、私と同じ日に講習を受けた方は神戸店でデビューする予定でしたが、結局その方がデビューすることはありませんでした。


どこのどなたかよくわからない方の体に触れて密着マッサージをするということは、よっぽど猜疑心のない女性か、必要に迫られて割りきっている女性のどちらかでなければ続けることは出来ないと思います。


私は前者のほうで、「こんな仕事大変だよね。変なお客さんいるんじゃない?怖い思いしてない?」などとお客様に気を遣わせてしまうのですが、言われた本人にしてみれば


はて?怖いお客様とは?という感じで、自分が怖い思いをするという考えはまったくなくお仕事させていただいております。


不思議とキレられたり怒鳴られたりしたことはなく、本心はわからないけど私の目の前では結構みなさんお優しいです。


とはいえ、内心霧島ムカつく!と思ってるお客様がいらっしゃいましたら申し訳ありません。鈍いから気づいていないかも…汗。


本題の「癒しについて」ですが、男性と女性の癒しについての捉え方がかなり異なっているのではないか、ということを最近強く感じるようになってきました。


長いことセラピストとして働いてきて今頃気づいたんか〰️い!って思われそうですが、今頃気づきました。
٩(* 'ω' *)و


セラピストとお客様間の不幸は両者の癒しに対する感性の違いから起こるというお話をしたいと思います。


つづく